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看護学科

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私の研究テーマは造血器腫瘍患者への看護です。特に、骨髄移植などを受けた造血器腫瘍患者は、感染を防ぐため食品選択に細かな制限があり、看護師は、専門的知識を持った上で一つひとつ具体的な食品を上げて安全性を説明することや、患者のライフスタイルや信念との折り合いをつけて摂取の制限を納得してもらうことに難渋します。また、移植後の患者は、情報や人間関係から隔絶されたクリーンルームで長期間過ごすことで、怒りや無感情など様々な精神状況を呈することが多く、看護師はどのように寄り添えばよいかわからずに悩みます。私は、このように造血器腫瘍患者の看護に困難を感じている看護師の助けになりたいと願い、研究を続けています。

氏名 倉橋 悠子
フリガナ(ローマ字) クラハシ ユウコ(Yuko Kurahashi)
職名 助教
学位 修士(看護学)
担当授業科目 2023年度予定:成人看護方法論ⅡⅢ、成人看護学実習ⅠⅡ、看護基盤実習ⅠⅡ、統合実習、看護研究Ⅱ、チーム医療論
2022年度実績:成人看護方法論ⅡⅢ、成人看護学実習ⅠⅡ、成人看護学基盤実習、看護基盤実習Ⅰ、看護基礎ゼミ、統合実習、看護研究Ⅱ、チーム医療論、がん看護学特論Ⅲ(院)
専門分野 成人看護学
現在の研究テーマ 血液・造血器腫瘍(看護)、造血幹細胞移植(看護)、マーガレット・ニューマン理論
研究内容キーワード 血液・造血器腫瘍(看護)、造血幹細胞移植(看護)、マーガレット・ニューマン理論
ティーチング・
ポートフォリオ
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主な著書・学術論文 【発表】Yuko Kurahashi:Caring partnership with nurse and HEC praxis. Dr. Margaret A. Newman Center for Nursing Theory Inaugural Dedication and Dialogue Event, University of Tennessee Health Sciences, College of Nursing
Memphis, Tennessee, May 30-31, 2023
【依頼原稿】倉橋悠子:プラクシスコースを受けて.NPOニューマン理論・研究・実践研究会ニュースレター,第7号,in press.
【招待講演】倉橋悠子,大胡晴香,斉藤琴子:クリーンルームで治療する白血病患者のストレスは音楽で軽減するか?オープンイノベーションから始まった産学連携のプロセス.LIP.横浜オープンイノベーションカンファレンスⅧ〜クロスイノベーション(異分野融合)による新たな事業機会の創出を目指して〜,web開催,1月,2023
【取材記事】倉橋悠子,大胡晴香,斉藤琴子,養田恵美子,岡崎寛治, 山岸利英:「うたと音楽」の効果 数字で明らかに 湘南医療大学で市民公開講座,音健協通信,32号,4面,2022
https://sums.ac.jp/pdf/topics/topics20221128_03.pdf
【発表】倉橋悠子,望月聡一郎:コロナ禍に国外の看護系大学で行われた研究レビュー.第10回日本公衆衛生看護学会学術集会,web開催,1月,2022
【発表】望月聡一郎,小林紀明,渡邊知佳子,山崎真帆,陶山克洋,鈴木秀樹,倉橋悠子:医療系大学における新型コロナウイルス感染対策に関する学生の意識等調査.第10回日本公衆衛生看護学会学術集会,web開催,1月,2022
【招待講演】倉橋悠子,養田恵美子,岡崎貫治,大胡晴香,山崎真帆,斉藤琴子:音楽をケアに用いることの効果
~奏者と聴き手の相互作用の可視化を目指して~.LIP.横浜オープンイノベーションカンファレンスⅦ 〜クロスイノベーション(異分野融合)による新たな事業機会の創出を目指して〜,web開催,12月,2021
【発表】岡多恵,櫻井友子,石橋史子,倉橋悠子,羽生貞親,川本利恵子:コロナ禍の成人看護学実習のあり方に関する研究①学生が抱える不安と感染予防対策の現状について.第41回日本看護科学学会学術集会,web開催,12月,2021
【発表】櫻井友子,岡多恵,石橋史子,倉橋悠子,羽生貞親,川本利恵子:コロナ禍の成人看護学実習のあり方に関する研究②臨地実習の健康管理・感染予防対策と学生授業評価の関連.第41回日本看護科学学会学術集会,web開催,12月,2021
【発表】倉橋悠子:造血器腫瘍患者の看護に困難を感じる看護師とのパートナーシップ.NPO法人ニューマン理論・研究・実践研究会第15回対話集会,web開催,10月,2021
【発表】Yuko Kurahashi, Satoko Imaizumi:INTEGRATIVE REVIEW ON HEMATOPOIETIC STEM CELL TRANSPLANT NURSING. 24th East Asian Forum of Nursing Scholars, web, April, 2021
【発表】倉橋悠子,今泉郷子:造血幹細胞移植患者の看護についての英語文献レビュー.第35回日本がん看護学会学術集会,web開催,2月,2021
【発表】倉橋悠子,大胡晴香,山崎真帆,斉藤琴子:音楽を用いた看護についての文献レビュー.音楽療法学会研究発表特別大会,web開催,2月,2021
【招待講演】倉橋悠子,大胡晴香,山崎真帆,斉藤琴子:医療における音楽療法の効果~相互作用の観点から~.LIP.横浜オープンイノベーションカンファレンスⅥ 〜クロスイノベーション(異分野融合)による 新たな事業機会の創出を目指して〜,web開催,1月,2021
【発表】今泉郷子,倉橋悠子,佐藤栄子,青山みどり:終末期看護教育の現状と課題―文献レビュー―.第30回日本看護学教育学会学術集会,web開催,9月,2020
【発表】倉橋悠子,今泉郷子:造血器腫瘍患者の看護についての文献レビュー.第34回日本がん看護学会学術集会,東京,2月,2020
【発表】Satoko Imaizumi, Yuko Kurahashi:Meta-Synthesis: Lived experiences with advanced cancer patients undergoing chemotherapy in Japan. 23th East Asian Forum of Nursing Scholars, Chiang Mai (Thailand), January, 2020
【論文】倉橋悠子,諸田直実:同種造血幹細胞移植看護に携わる看護師の困難感と他領域看護経験との関連.武蔵野大学看護学研究所紀要 13:11-19,2019(査読付)
【発表】高水杏子,今泉郷子,倉橋悠子:がん患者への寄り添う看護に関する文献レビュー.第33回日本がん看護学会学術集会,福岡,2月,2019
【発表】今泉郷子,倉橋悠子,三觜久美子,櫻井大輔:継続的に化学療法を受ける時期から、緩和ケア中心の療養目的に移行する時期にあるがん患者・家族の体験とその看護.第33回日本がん看護学会学術集会,福岡,2月,2019
【発表】倉橋悠子,諸田直実:同種造血幹細胞移植看護に携わる看護師の困難感と他領域看護経験の関連についての検討.第33回日本がん看護学会学術集会,福岡,2月,2019