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看護学科

教員紹介

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「勉強」とは、正解があるものを覚えることであり、「学問」とは自分で問いを立て解に到達することです。
大学とは正解のある単なる技術を覚えるのではなく、看護を学問として学ぶところだと考えます。
看護師には、日々変化する社会の状況や科学技術の進歩に適応すると同時に、対象者の個別の現象に対応していくことが求められます。つまり、物事を冷静に分析し変化を予測できる力と、対象となる人々が示す苦悩を理解しケアする力が必要です。
私は、生命の危機状況にある患者とその家族への看護の実践・教育・研究に携わってきました。瞬時の変化への対応と個別性のある看護とは何かについて学生とともに探究していきたい。

氏名 山勢 善江
フリガナ(ローマ字) ヤマセ ヨシエ(Yoshie Yamase)
職名 教授
学位 博士(保健学)
担当授業科目 ヘルスアセスメント学Ⅱ、成人看護方法論Ⅰ、災害看護学、プロフェッショナル論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、保健医療看護の最前線、急性期看護実習、統合実習
専門分野 救急・クリティカルケア看護
現在の研究テーマ 救急・クリティカルケアにおける家族看護、救急・クリティカルケアにおける終末期看護
研究内容キーワード 看護、救急、家族、終末期ケア
ティーチング・
ポートフォリオ
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主な著書・学術論文 <主な著書>
平成3年8月 
看護理論と看護過程【医学書院】
平成16年7月 
院内エマージェンシー急変時に対応するための知識と技術【メヂカルフレンド社】
平成17年7月 
救急患者と家族のための心のケア【メディカ出版】
平成18年、平成25年(改訂)、平成30年(改訂)、令和6年1月(改訂) 
系統看護学講座 別巻救急看護学【医学書院】
平成20年8月、平成27年(改訂)、令和6年(改訂) 
成人看護技術 急性・クリティカルケア看護【メヂカルフレンド社】
平成25年1月 
救急・重症ケアに今すぐ生かせるみんなの危機理論【メディカ出版】
平成25年6月 
クリティカルケア アドバンス看護実践【南江堂】
平成25年10月 
看護のためのクリティカルケア場面の問題解決ガイド基礎から分かり臨床に生かす倫理調整【三輪書店】
平成27年7月 
救命救急ディジーズ【学研】
令和2年12月 
救急・集中ケアにおける終末期看護プラクティスガイド【医学書院】
令和6年11月 
救急看護スタンダード【照林社】
<主な学術論文>
平成12年3月 
クリティカルケアにおける褥創発生予測法の開発【日本救急看護学会誌】
平成15年1月 
重症・救急患者家族アセスメントツールの開発-完成版CNS-FACEの作成プロセス-【日本集中医学会雑誌】
平成21年2月 
わが国のクリティカルケアにおける医療者の遺族ケアに関する認識と現状【日本クリティカルケア看護学会誌】
平成23年2月 
クリティカルケアにおけるアギュララの問題解決型危機モデルを用いた家族看護
平成24年6月 
JTASプロトタイプ、導入後の看護師によるトリアージの変化【日本臨床救急医学会雑誌】
平成25年8月 
救急・クリティカル領域における家族看護の構造モデルの構築【山口医学】
平成28年4月 
クリティカルケアのスペシャリティを探究する【日本救急看護学会誌】
平成28年12月 
インドネシア国におけるシミュレーション教育実践研修の成果と課題 : 災害看護/クリティカルケア/救急看護分野カリキュラムへのシミュレーション教育導入に向けた取り組み
平成30年 
日本救急看護学会活動に関するニーズ調査【日本救急看護学会誌】
令和3年 
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する救急看護の実態と課題―日本救急看護学会による実態調査―【日本救急看護学会誌】
令和4年 
救急・集中治療領域におけるCOVID-19患者の終末期及び死亡宣告時の家族面会の実態および看護師・感染管理者の意識調査【日本クリティカルケア看護学会誌】