学部・学科・専攻Department

薬学部

「豊かな学びを育み、可能性を引き出す」
  • 神奈川県最大級のグループ病院で行う充実の実習指導
  • 経験豊かな教員によるきめ細やかな薬学教育
  • 少人数教育で薬剤師国家試験全員合格を目指す

学科の特徴

2022年 東戸塚キャンパスに薬学部棟が開設!
臨床に強い薬剤師を育てる。

湘南医療大学は2015年に「人を尊び、命を尊び、個を敬愛す」の理念のもと、保健医療学部を開設しました。高度な知識・技術を持ってチーム医療を実践し、地域に貢献できる看護師、保健師、理学療法士、作業療法士を養成しています。2021年に薬学部医療薬学科を開設。更に患者様のため、地域のために必要とされる医療大学として社会に貢献していきます。

教育
  • 少人数教育
  • 神奈川最大級のグループ病院での実習指導
学生支援
  • 経験豊かな教員による
    チューター(担任)制度
  • 国試をサポートする
    教育センター
環境
  • オープンラボ制度
  • 卒後研修も可能にする
    臨床一貫型連携教育体制

4つのポイント

基礎教育と臨床教育がコラボした充実の実習指導

大学関連病院17施設を有しており、その施設で病院実習ができます。

大学の実習指導教員が医療現場に出向き、病院の指導薬剤師とともに教育に当たることも特徴です。

地域医療の実習では、薬局実習、在宅医療の見学実習なども行います。

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オープンキャンパスに行く
在校生に実習の話を聞いてみよう!
少人数教育で国家試験全員合格を目指す
  • 教員1人あたりの学生予定数は18.6人と、他の薬学系大学に比べ少人数
  • チューター制による基礎教育支援制度の導入や、個別指導(オフィスアワー)の実施
  • 国家試験対策「教育センター」を設置し、CBT対策・薬剤師国家試験対策を実施
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支援・サポートを見る
オープンキャンパスに行く
モチベーションを上げる教育・研究
臨床一貫型連携教育体制 IES:Integrated educational system

臨床教育・臨床現場(実務実習)・研究活動の三要素の集合体を一貫・関連性を持たせる展開で教育します。

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異分野の研究に触れる共同研究環境 「オープンラボ open laboratory」

7つの共同研究室(ラボ)と4つの研究分野が父差する研究環境で「論理的思考力」と「課題解決力」を習得します。

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多職種連携(IPW:inter-professional work)によるチーム医療に参画できる薬剤師教育

医療現場に欠かせない医学的知識を有する「疾病と病態に強い薬剤師」を養成すべく、保健医療学部生と共に学ぶ「チーム医療論」を開講します。

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オープンキャンパスに行く
実際にオープンラボを見に行こう!
臨床一貫型連携教育体制で学ぶ

本学薬学部校舎は、グループ病院の東戸塚ホスピタルと直結する一体型のキャンパスです。

17病院、健康診断センター2施設、介護老人保健施設9施設、在宅支援施設14施設、福祉施設6施設などがあり、薬学部の「病院実務実習のコア施設」(※)の役割を果たしています。本学薬学部は、このような豊富な「臨床現場」と「大学教育」と「研究」の三つの部門が連携協力して行う「実際に役立つ実践的な学び(生きた教育)」「臨床一貫型連携教育体制(IES)」で実現します。また、卒業後は薬剤師としてグループ病院に就職する道を開き、臨床薬剤師の働き方を向上させる卒後研修など、研究から生涯学習活動まで実践することができます。

  • 実習基準、実習方法や評価が統一であり、卒後の就職から卒後研修、初期研修まで一貫した教育が行える施設

支援・サポート

少人数教育を強みに薬学共用試験・薬剤師国家試験の全員合格まで寄り添う支援学習サポートプログラム

Sープログラム

「Sドリル」「Sカルテ」「Sサポート」「Sシステム」[図]
入学前の学力を把握し、入学後理解度に応じた基礎学力の強化
本学独自の試験・演習を行います。
Sドリルから情報を分析・可視化
学生、教員、保護者間で情報を共有します。
Sカルテに応じて、“効果的・効率的・魅力的”な学習サポート
学習計画・方法、個別指導、グループ学習などを行います。
学生の自主学習を支援するシステム
不得意領域を早期に把握して目標への到達度を高めます。

S-プログラムは、4つのS(S-ドリル、S-カルテ、S-サポート、S-システム)を基本骨格としています。
Sは、Shonan University of Medical Sciences(サムス)の頭文字をとっています。

Sドリルとは?

入学前の学生の基礎学力から入学後の専門科目における学生の知識・技術の定着を早期かつきめ細やかに把握するための本学独自の試験・演習の総称

現状の基礎学力チェック

Sカルテとは?

S-ドリルを主体に出席状況、外部模試結果等の学生の多様な学習関連情報を分析・可視化(データサイエンス)した学生、教員、保護者間のシームレスな共有ツール

理解度を見える化し共有

Sサポートとは?

S-カルテにもとづく学生個々の知識の定着状況に応じて、最先端の教育理論・技術をもとに、“効果的・効率的・魅力的”をコンセプトに教員が学生へ徹底的に寄り添った学習サポートを行う本学独自のサポート体制の総称

本学独自のサポート体制

Sシステムとは?

PCやスマートフォン等のICTを積極的に活用した学生の自主学習を支援するシステムの総称であり、演習問題を重要度別にグループ化することで目標への到達度を高めるとともに、不得意領域を早期に把握してS-サポートを適宜導入。

効果的・効率的な演習を実施

Sカルテについて

S-ドリル(学内の小テストや演習、定期試験等)の結果を主体に出席状況や外部模試結果等の学生の多様な学習関連情報を分析・可視化した学生、教員、保護者間のシームレスな共有ツール。主にチューターがS-カルテを用いて定期的に学修指導や進路相談等を実施。

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成績カルテ(例)

Sサポートについて

科目担当者
講義や各種演習を担当
学生からの問い合わせ対応や補講・個人学修等を支援
国家試験予備校講師
CBTや国家試験に対して専門的な立場から対策講座を実施
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学修支援チーム(SAT)
中堅から6年制薬学教育を経験した若手教員で構成
講義・補習等で習熟度に不安がある学生に対して、個人・グループ学修等を通じて理解できるまでとことん寄り添うサポーター
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チューター
1名の学生に対して2名配置
学生生活、学修支援、キャリア支援等学生に最も近い存在
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教育センター
学修目標・計画、学修習慣、学修へのモチベーション等、学修全般に対して個別相談・支援を実施
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check!!少人数制の強みとは?

本学は、専任教員1名あたりの学生数が少ない(=手厚い指導を行う)大学です。

湘南医療大学は生徒4人に教員1名[図]

定期試験に始まり、薬学共用試験(CBT)や国家試験対策は、自分自身の学修習慣や思考パターン、学力(得意・不得意科目)等を考慮した学修目標・計画の立案と定期的なチェックが不可欠です。

  • *医学部予備校では、ただカリキュラムを教えるだけでなく、生徒の学修スケジュール立案をサポートするケースが多いです。

本学では少人数制のため、教員が日々の学生の実情・ニーズを把握しやすく徹底的に寄り添った支援が可能です。学生としてもいつでも相談・質問しやすい環境は、学修効率が向上するとともにモチベーションの維持・向上に繋がります。

また、学生間の距離も近いため、講義の重点ポイントの確認、復習の機会が増えます。助け合いの環境は、自分の学修方法を改善するきっかけにもなりますので、学修の自己管理が難しいと感じる場合は、いつも一緒になれる仲間の存在は特に重要です。

check!!大学-保護者間連携について

大学は学生の教育と成長をサポートする役割を担っていますが、保護者様は学生の生活全般をサポートする重要な存在です。本学では、保護者様との連携を通じて、学生の学業やキャリア目標に向けたサポートを充実させ、学生の成功を促進していきます。

保護者会資料について

今回の目的

私たちは「保護者会」に集いました。
誰のためでしょうか?
何のためでしょうか?

「お子さんの幸せな人生のため」

お子さんの人生はお子さんの人生で、親御さんの人生ではありません。
お子さんが自分の人生に責任を持って欲しくないでしょうか?

「私たちはどんな支援ができるのでしょうか?」

下矢印[記号]

一緒に考え・行動する機会

留年・休退学のきっかけ

  • 生活習慣
  • 学習の動機づけ(外的→内的)
  • 学習の体力(習慣)
  • 学習の方法
  • 人間関係
  • その他(スマホ依存症、SNS、ゲーム動画等)

下矢印[記号]

学習の遅れ
アンプロフェッショナルな
行動へ

どんな学習支援(戦略)があっても・・・

学習していく上で一番大切なことは

  • しっかりと睡眠をとる
  • しっかりと朝ごはんを食べる
  • 遅刻、欠席なく授業に参加する
  • 集中して授業を受ける
  • 理解できなかったことは友人や教員に相談して早めに解消する
  • 定期試験に向けて計画を立てる

目標・夢に向かって常に自らを律して仲間とともに頑張る

下矢印[記号]

基本を習慣づけることが一番難しい
(継続的な見守り・支援が必要)

check!!Sプログラムを支える教員養成

Sプログラムを実践するためには、教員一人一人の講義の教授法、チューターとしての学修相談等の高い能力が求められます。
そのため、本学では専門性に関係なく全ての教員を対象として、定期的に全体研修会、また、若手教員においては教育センターが中心となって継続的な育成を行なっております。

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Sシステムについて

PCやスマートフォン等のICTを積極的に活用した学生の自主学習を支援するシステムの総称であり、演習問題を重要度別にグループ化することで目標への到達度を高めるとともに、不得意領域を早期に把握してS-サポートを適宜導入。
国家試験問題8,000問以上、CBT対策問題12,000問以上のデータベース(国家試験予備校)をもとに、国家試験の出題傾向から問題の重要性(学修の優先度)を検討。学生の習熟度に応じて効果・効率的な学修環境を提供。
学生は、自宅のPCやスマートフォン等からインターネット経由で自己学修が可能。

学修支援システム(例)[イメージ]
学修支援システム(例)

具体的なSプログラムの全体像の例

STEP1(入学前〜3年次)

基礎薬学領域

基礎学力別の入学前教育

学生、保護者を対象とした面談

専門科目の学修に向けた学修スタイル

学修環境の再構築

入学後の継続した学力把握と特別補講
(少人数グループ・個別支援)

STEP2(4年次〜5年次)

4年次:薬学共用試験(OSCE,CBT)
5年次:実務実習等の臨床薬学領域

習熟度別のCBT対策、学内外の模擬試験、OSCE演習

教員との面談(弱点強化、学習計画の支援)

反復・継続学習の支援

  • *実務実習では、臨床経験豊富な学内教員(実務家教員)をグループ施設に配置し、施設の指導薬剤師と連携して実習を支援

STEP3(6年次)

臨床教育の総括と国家試験対策

チーム医療演習、アドバンスト実務実習

習熟度別の国家試験対策、学内外の模擬試験

教員との面談(弱点強化、学習計画の支援)

反復・継続学習の支援

STEP1(入学前〜3年次)の

入学前教育におけるSプログラムのイメージ

入学前教育におけるSプログラムのイメージ[図]

Sサポートによる入学前教育の概要

プロフェッショナリズム養成コース
入学後に強く求められる社会人、医療人の基盤となる薬学生としてのプロフェッショナリズムの基盤を養成
自己学修調整力養成コース
高校までの自分自身の学修環境・習慣を振り返り、自ら主体的に学修するとともに学修を自分で調整するための自己調整学修力の基盤を養成
リメディアル教育
入学後の専門科目を学ぶための導入教育を行う(物理・化学・生物・英語・数学)
4つの「I」の不足[イメージ]
自己学修調整力養成コース[イメージ]
STEP2(4年次〜5年次)の

薬学共用試験(CBT)・国家試験対策におけるSプログラム

教育センターが中心となり、少人数制の強みとS-プログラムを活かして全教員と外部講師が一丸となって薬学共用試験の合格、さらに、6年間での国家試験の合格を目指します。

Sサポート

科目担当者によるCBT・国家試験演習

国家試験予備校講師による集中講座

教育センターによる習熟度クラス別支援(学修計画、進捗確認、面談等)

チューターによる学生支援(生活支援・学修支援等)

Sシステム
(スマホ・PC等による自主学修システム)

約20,000問のデータベースに対して国家試験出題状況の分析をもとに、重要度別にカテゴリー化

→効果的・効率的な演習を実施するために問題を選別し課題を提供

Sドリル

科目単位の習熟度テスト

CBT・国家試験本番に即した学内外模試

Sカルテ

得意・弱点領域の把握、学修効果・効率の把握

主要カリキュラムの流れ

1年次

「症候論」「コミュニケーション論」「総合英語」などの総合教育科目を学修しながら、「薬学入門」「早期臨床体験実習」などの専門科目(基礎事項・薬学と社会)で社会から求められている薬剤師の役割を学び、専門科目(基礎薬学)で薬学に関する科学的知識の基礎を学修します。

2年次

主に専門科目(基礎薬学)の学びを深め、基礎薬学領域全般を学修します。また、医療薬学の入門として「薬理学」、薬学臨床の入門として「医療薬学チュートリアル演習」を履修し、応用薬学の基礎を学修します。

3年次

薬学基礎、衛生薬学、医療薬学に分類される様々な専門科目を学修しながら、「調剤学」「実務実習事前学習」などで薬剤師業務の基礎を学び、臨床現場における多職種連携のために「看護論」「総合リハビリテーション論」も学修します。また、「薬学総合プレ研究」にて自分が卒業研究で探求したい研究学系を考えます。

4年次

3年次に引き続き「薬物治療学」などの専門科目(医療薬学)にて臨床現場で求められる最新の薬の知識を学修し、「実務実習事前学習」などの専門科目(薬学臨床)では臨床現場で実習生として学ぶために必要な技能と態度を身につけます。また、「薬事関連法規・薬事制度」「薬剤経済学」などから社会薬学を学修します。

OSCE/CBT
5年次

「薬局実務実習」「病院実務実習」にて臨床現場で薬学実習生として学び、得られた学びを「後期臨床体験実習」で定着させます。また実習と並行して「卒業研究」にも従事し、最新の薬学研究について6年次まで発展的に学修します。

薬局・病院実務実習/後期臨床体験実習
6年次

臨床実習を終えた保健医療学部の学生と合同で症例検討を行う「チーム医療論」「地域包括医療論」「セルフメディケーション」で臨床現場にて即戦力となるための知識と技能を学修します。また、「総合演習」を経て6年の学びを総復習し、万全の準備で薬剤師国家試験に挑めるように学修します。

教育理念・目標

教育理念

湘南医療⼤学の理念「⼈を尊び、命を尊び、個を敬愛す」に基づき、⼈間の⽣命や尊厳を理解できる豊かな⼈間性と「薬学の医療専⾨職」としての知識・技術を修得して、保健、医療、福祉、教育の幅広い分野で地域の健康増進・公衆衛⽣を⽀え、寄与・貢献できる医療⼈を養成する。

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教育目標

  1. ⼈間及び⽣命への尊厳を理解し、医療⼈としての幅広い教養と科学的・論理的思考⼒、⽣涯学び続ける基礎的な知識と研鑽及び態度を⾝につける。
  2. 患者に質の⾼い薬物治療を提供できるように医師など多職種と連携して、チーム医療に必要なコミュニケーション能⼒を⾝につける。
  3. 薬学基礎知識・技術を⽤いて問題を発⾒し解決するために、医療現場の薬剤師に必要な診療⽀援能⼒を⾝につける。
  4. 薬学、医療の進歩と改善に資するための研究マインドを⾝につける。
  5. 地域の健康増進や公衆衛⽣について科学的根拠に基づいて、問題発⾒・課題解決能⼒を⾝につける。

学部・カリキュラム

学部概要
学部学科名 学部名 薬学部
学科名 医療薬学科
定員 入学定員 130名
収容定員 780名
修業年限 6年
(薬学を履修する過程のうち臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするもの(学校教育法第87条第2項))
所在地 神奈川県横浜市戸塚区(東戸塚駅より徒歩15分)
主要カリキュラムの流れ
1年次

「症候論」「コミュニケーション論」「総合英語」などの総合教育科目を学修しながら、「薬学入門」「早期臨床体験実習」などの専門科目(基礎事項・薬学と社会)で社会から求められている薬剤師の役割を学び、専門科目(基礎薬学)で薬学に関する科学的知識の基礎を学修します。

2年次

主に専門科目(基礎薬学)の学びを深め、基礎薬学領域全般を学修します。また、医療薬学の入門として「薬理学」、薬学臨床の入門として「医療薬学チュートリアル演習」を履修し、応用薬学の基礎を学修します。

3年次

薬学基礎、衛生薬学、医療薬学に分類される様々な専門科目を学修しながら、「調剤学」「実務実習事前学習」などで薬剤師業務の基礎を学び、臨床現場における多職種連携のために「看護論」「総合リハビリテーション論」も学修します。また、「薬学総合プレ研究」にて自分が卒業研究で探求したい研究学系を考えます。

4年次

3年次に引き続き「薬物治療学」などの専門科目(医療薬学)にて臨床現場で求められる最新の薬の知識を学修し、「実務実習事前学習」などの専門科目(薬学臨床)では臨床現場で実習生として学ぶために必要な技能と態度を身につけます。また、「薬事関連法規・薬事制度」「薬剤経済学」などから社会薬学を学修します。

OSCE/CBT
5年次

「薬局実務実習」「病院実務実習」にて臨床現場で薬学実習生として学び、得られた学びを「後期臨床体験実習」で定着させます。また実習と並行して「卒業研究」にも従事し、最新の薬学研究について6年次まで発展的に学修します。

薬局・病院実務実習/後期臨床体験実習
6年次

臨床実習を終えた保健医療学部の学生と合同で症例検討を行う「チーム医療論」「地域包括医療論」「セルフメディケーション」で臨床現場にて即戦力となるための知識と技能を学修します。また、「総合演習」を経て6年の学びを総復習し、万全の準備で薬剤師国家試験に挑めるように学修します。

6年間の学び

医療人に求められる倫理観、使命感、協調性、コミュニケーション能力などの資質は入学直後から卒業まで6年間継続して学ぶことで醸成します。
また、国際社会に柔軟に対応できるよう語学(英語)も6年を通して学修します基礎科学力、薬物療法における実践的能力、地域の保健・医療における実践的能力、研究能力等の資質については、各学年における学修を順次修得することで効果的に身に付けます。

1年次

薬学の基礎を学び、医療人としての使命感、倫理観を身に付ける

化学、生物学の基礎を理解するとともに、薬学導入教育で医療人としての基礎を養います。また、症候論では、各症候に対する知識を修得し、症候・病態が推察でき、診断に必要な検査、鑑別診断ができる能力を養います。

総合教育科目 人間とコミュニケーション 必修 総合英語ⅠA、総合英語ⅠB、コミュニケーション論
選択 英語Ⅰ(基礎英語)、中国語、韓国語
人間と環境 選択 環境論、法学(含日本国憲法)、放射線概論
人間と健康 必修 症候論
選択 栄養学、薬と毒性学入門、障害者スポーツ、レクリエーションスポーツ
人間と情報 必修 研究法入門
選択 情報リテラシー
人間と文化 選択 文学、教育学、文化人類学、国際関係論、国際保健医療論、音楽論
人間の本質と尊厳 必修 ジェンダー論
選択 倫理学、心理学、哲学、社会学、発達心理学、ボランティア学、生命倫理学
基礎科目 専門基礎 必修 科学計算演習
専門科目 基本事項・薬学と社会 必修 薬学入門Ⅰ(薬剤師の使命)、薬学入門Ⅱ(薬と病気の科学)、早期臨床体験実習、生命・医療倫理学、臨床心理学
薬学基礎 必修 化学系基礎科学、化学系実習、物理系基礎科学、物理化学Ⅰ、分析化学Ⅰ、生物系基礎科学、生物系実習、生化学Ⅰ、解剖学
2年次

病気の成り立ちや薬の作用を理解する

病気の成り立ちや薬の効き方などの理解に繋がる基礎分野を学びます。専門科目として薬学基礎科目を中心に、物理化学、生化学、微生物学、免疫学、分析化学、天然薬物学や有機化学とそれに関連する薬学の基盤となる科目を重点的に学びます。薬学臨床科目である医療薬学チュートリアル演習Ⅰにおいて、社会が抱える医療の課題に取り組むことにより、多職種協働によるチーム医療や地域医療に貢献するために必要なコミュニケーション能力を養います。

総合教育科目 人間とコミュニケーション 必修 総合英語ⅡA、総合英語ⅡB
選択 英語Ⅱ(医療英語)、英語Ⅲ(コミュニケーション)
人間と環境 選択 保健行政論、公衆衛生学
人間と健康 必修 社会福祉論
専門科目 薬学基礎 必修 物理化学Ⅱ、分析化学Ⅱ、分析化学実習、有機化学Ⅰ、生化学Ⅱ、生化学実習、生理学、微生物学Ⅰ、物理化学Ⅲ、物理化学実習、有機化学Ⅱ、有機化学実習、天然薬物学、生化学Ⅲ、生理解剖学実習、微生物学Ⅱ、免疫学Ⅰ
医療薬学 必修 薬理学Ⅰ
衛生薬学 必修 放射化学
選択 機能食品学
薬学臨床 必修 医療薬学チュートリアル演習Ⅰ

3年次

健康と医療に関わる科学を学び、薬の専門知識を身に付ける

病気の成り立ちや薬の化学的性質についてより深く学ぶとともに、薬の使い方など専門的な知識を身に付けるため、さらに専門的な薬学基礎系、衛生薬学系、医療薬学系の科目を中心に学修します。
また、薬学総合プレ研究では、4研究分野をローテーションして様々な研究分野への興味を持つとともに薬学専門分野の基礎的な知識やスキルを身に付けます。

総合教育科目 人間とコミュニケーション 必修 英会話A、英会話B
専門科目 薬学基礎 必修 分析化学Ⅲ、分析化学Ⅳ、有機化学Ⅲ、天然薬物学実習、微生物学実習、免疫学Ⅱ、生化学Ⅳ
選択 アドバンスド生物化学
医療薬学 必修 薬理学Ⅱ、薬物治療学Ⅰ、薬理学実習、薬物動態学Ⅰ、薬剤学Ⅰ、薬物治療学Ⅱ、薬物動態学Ⅱ、薬剤学Ⅱ
衛生薬学 必修 衛生化学Ⅰ、医療統計学、衛生化学Ⅱ、衛生化学実習
薬学臨床 必修 調剤学、実務実習事前学習Ⅰ、看護論、総合リハビリテーション論
4年次

健康と医療の専門家として磨きをかける

病気と健康、薬について高度な専門知識とスキルを身に付け、薬学共用試験(CBT、OSCE)に備えます。医療薬学チュートリアル演習Ⅱにおいて、グループ病院の医療従事者の協力のもと医療と福祉について深く学びます。症候・診断学において、患者の病気の状態、患者の治療方針や健康管理を理解し、医師に助言できるように代表的8疾患(がん、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症)について学べることが特色です。また、研究室に所属して様々な卒業研究に取り組み、薬学における専門性を養います。

基礎科目 専門基礎 必修 科学英語
専門科目 基本事項・薬学と社会 必修 薬事関係法規・薬事制度、薬剤経済学、日本薬局方
薬学基礎 選択 香粧品科学、腫瘍生物学
医療薬学 必修 病理学概論、症候・診断学、処方解析演習、薬物治療学Ⅲ、医薬品開発学、医療安全管理、医薬品情報学、薬物治療学Ⅳ、薬物治療学Ⅴ
選択 創薬化学
衛生薬学 必修 衛生化学Ⅲ
薬学臨床 必修 実務実習事前学習Ⅱ、医療薬学チュートリアル演習Ⅱ、実務実習事前学習Ⅲ、コミュニティーファーマシー
選択 臨床栄養学、ファーマシーマネジメント論
薬学研究 自由 インターンシップ実習(課題解決型薬学研究・展開)
5年次

薬学実務実習と卒業研究で実践力と専門性を養う

大学の臨床系教員と臨床現場の指導薬剤師がコラボした指導体制のもとで、病院と薬局での実務実習を経験し、実践能力を鍛えます。 後期臨床体験実習では、回復期・慢性期病棟、介護老人保健施設等において慢性期医療を体験します。 また、引き続き卒業研究に取り組みます。

総合教育科目 人間とコミュニケーション 必修 総合英語Ⅲ
専門科目 基本事項・薬学と社会 必修 後期臨床体験実習
薬学臨床 必修 薬局実務実習、病院実務実習
6年次

卒業研究の集大成と6年間の学びの総まとめ

卒業研究では、卒業研究論文のまとめと卒業研究発表を行い、課題発見能力や問題解決能力、プレゼンテーション能力を身に付けます。また、総合演習により6年間の学びの総まとめを行い、国家試験に合格できる総合力を身に付けます。チーム医療論は、保健医療学部学生と合同で履修し、学部学科を超えた症例検討を通じて、チーム医療における各専門職の役割と、お互いのコミュニケーションの重要性を理解します。

総合教育科目 人間とコミュニケーション 必修 チーム医療論
専門科目 医療薬学 必修 漢方治療学、レギュラトリーサイエンス、薬物治療学Ⅵ
薬学基礎 選択 感染制御学
薬学臨床 必修 地域包括医療論(在宅医療を含む)、セルフメディケーション、老年学
薬学研究 必修 薬学総合プレ研究、卒業研究Ⅰ(課題解決型薬学研究・基礎と応用)、卒業研究Ⅱ(課題解決型薬学研究・発展)、総合演習Ⅰ、総合演習Ⅱ

教員紹介

学部長メッセージ

湘南医療大学薬学部では、17グループ病院の協力のもと、臨床密着型教育を行なっています。また、豊富な臨床経験をもつ教員や臨床志向の基礎研究者により、新たな薬学教育を展開しております。薬学には、研究所や大学で「薬を創る夢」、病院・薬局で「薬を正しく使う誇り」、また社会で「健康を支える喜び」の3つの感動があります。あなたも湘南医療大学薬学部で薬剤師としての「夢」を実現しましょう。

鈴木勉学部長[写真]
薬学部 学部長 鈴木 勉

薬学部紹介動画

学習サポートプログラム「S-プログラム」

S-プログラムについて

S-プログラムの詳細について

入学前教育と、薬学共用試験(CBT)

教育の特徴・学修支援について

臨床に強い薬剤師とは?

薬学部教育の特徴について

薬学部 学修支援について

授業潜入・先生インタビュー

薬理学の授業をのぞいてみよう

調剤学の授業をのぞいてみよう!

生薬と薬用植物の魅力

公開講座の様子

ワクチンの現在と未来

薬学の知識で理解する薬物依存症

これからの薬剤師を育てる新たな薬学教育へのチャレンジ

(知って得する薬の豆知識)薬の正しい服用方法

薬剤師が教えるサプリメントの知っ得なお話

「お酒は百薬の長」って本当ですか?(お酒と健康について)

痛み止めはなぜ効くの?薬学の視点から探る鎮痛薬の秘密

よくある質問

学修について(授業、学生支援等)

臨床に強い薬剤師を養成します。そのため、教員の半数は、臨床経験を持ちグループ病院の協力を得ながら臨床薬学教育に力を入れます。

  • 1)1学年130名の少人数教育
  • 2)基礎系と臨床系の2教員による学生指導(チューター制)
  • 3)不得意科目担当教員による指導(チューター制)
  • 4)本学薬学部独自の後期臨床体験実習
  • 5)7つのオープンラボにおける分野を超えた研究活動(卒業研究)
  • 6)教育センターによる学習支援と国家試験対策

湘南医療大学薬学部は1学年の学生数が130名と少ないため、きめ細かい少人数教育が可能です。また、教員数は45名(2023年度より)、17研究室(7つの共同研究実験室)があります。4年次から一つの研究室に配属されるのは1学年あたり多くて7-10名程度であるため,教員や学生間のコミュニケーションが取りやすい薬学部です。

カリキュラムは、学生に理解し易いこと、実習を重視し実践的、かつ基礎知識と技術の修得が出来るように配置しています。

薬学のカリキュラム体系は、大きく分けて総合教育科目、基礎科目、専門科目の3つに分類されます。さらに授業の形態により、講義、演習、実習に分けられます。授業の進め方は前期、後期の2学期制です。

本学薬学部では、「薬学部教育モデル・コアカリキュラム」を基に、「専門科目」を(基本事項・薬学と社会)、(薬学基礎)、(衛生薬学)、(医療薬学)、(薬学臨床)、(薬学研究)として6つに分類していますが,学科目の垣根なく関連性や統一性を重視して履修できることが特長です。

また、保健医療学部と同一キャンパスにあるため、「総合教育科目」、いわゆる教養科目が殆ど同じであるため、他学部の学生と授業を受講し、その単位を卒業要件単位に含めることができます。

例えば、保健医療学部と連携した「チーム医療論」では,患者様の症例をもとに、データ分析を活用してその患者様に相応しいケアや治療方法を考える授業を行うことを目的に、臨床に強く、課題が解決できる能力を習得できる横断的なカリキュラムを設定しています。

それぞれの授業科目、分野の詳細については、薬学部ホームページ [シラバス]の項をご覧下さい。

JR横浜駅から8分の東戸塚駅から歩いて15分程にある、都会の洗練さと自然に恵まれたキャンパスは、いつも穏やかな雰囲気です。勉強やサークル活動などの大学生活を有意義に過ごし、こつこつと、まじめで一途な学生が多いと思われます。またチューター制度(より良い学生生活を実現させるための個別サポート制度)により、修学上の問題、交友関係、就職など学生生活全般にわたって指導や助言を行います。そのため、先生との距離が近く、休憩時間に先生方の研究室を訪れる(オフィスアワー)学生がとても多いです。小規模な大学であるため、勉強も就職も親身に相談できるアットホームな学風です。

本学薬学部は病院薬剤師を希望して入学する学生が多くいます。本学の6年制教育では、1年次に病院薬剤師の役割を理解させるため、「早期臨床体験実習」をグループ病院の薬剤部や病棟で行います。また、5年次の病院実務実習終了後、「後期臨床体験実習」として、グループの急性期病院、慢性期医療現場や介護現場で、さらに症例の理解を深めていきます。本学部では、薬学臨床、薬学と社会に関連する科目を強化した教育内容で、病院薬剤師教育に力を入れています。

(参考)

令和2年12月現在(厚生労働省令和2(2020)年薬剤師統計の概況では、病院・診療所薬剤師数は、61,603人(薬剤師数全体の19.1%)です。また、薬局薬剤師数は、188,982人(同58.7%)です。また、薬剤師需給調査結果(厚生労働省)では、

  • 薬剤師の業務は「患者のための薬局ビジョン」に基づき、対人業務の充実、在宅医療の取り組み等が求められている。
  • チーム医療の推進により、病棟の薬剤業務の充実が求められている。(中略)さらに、病棟業務以外として、患者の入退院時における薬局等の関係機関との連携に関わる業務にも今後は関与していく必要がある。

このような報告がされていますので、高度な知識を有する病院薬剤師の活躍が期待されています。

本学薬学部は、「教育センター」を設置し、薬学教育や薬剤師国家試験の合格率向上のための学習サポートを実施し、薬学部での学習を低学年からきめ細かく支援しています。また、セミナー室及び自習室もあり、それらの部屋を活用することもできます。薬学部開設2年目であるため、薬剤師国家試験の実績はありませんが、現在、模擬試験結果や課題提出率や自習時間、過去問を解いた時期や回数などの学習プロセスを分析し、学生のつまずきやすい単元を予測し、早めの対策を立てて、どうすれば成果につながる学習となるのか、個々にアドバイスをしています。

薬剤師国家試験に向けた学修指導を全教員が一貫して行います。

○講義・実習
一年次より国家試験を意識した内容や過去の国家試験問題演習を取り入れます。国家試験の具体的な対策、勉強方法を身につけ、基礎を固めて行きます。
○薬学部特別活動
講義に加えて、特別講義を行い、専門科目への導入や苦手科目の対策を支援します。また、外部講師によるCBT、国家試験対策演習も行います。
○国家試験データベース・学習支援システム(manaba)
いつでも、どこでも問題演習に取り組むことができるシステムです。CBTや国家試験問題の形式に慣れ、自身の到達度を確認しながら、日々の学修を行います。
○模擬試験の実施
全国的な模擬試験を行います。弱点や成績の推移を確認しながら学修します。
○個別指導・オフィスアワー
チューター・卒業研究配属教員による学修相談、個別指導を随時行います。全教員が複数回のオフィスアワーを設定し、講義時間外でも質問対応や指導を行います。
○自修環境
図書館・自習室・学生ホール・講義後の教室で自習ができます。静粛な環境で一人で、また、同級生と互いに教え合いながら、学修習慣に合わせた自修環境が整備されています。

学校推薦型入試、総合型選抜入試など早期に合格が決まった「入学予定者」に対し、入学までの間に入学前教育を実施して、高校学習内容を大学の学修に接続する講座を開講し、高校学習内容の復習(補完授業)を行っています。入学後も、プレースメントテストで、教員から受講を勧められた学生を対象に、高校学習内容のリメディアル教育の支援体制が整っていますので、入学後は、日々の授業を大切にして、予習、復習、レポート課題などに取り組むように頑張ってください。

高等学校までは、「担任の先生」がいて、指示や指導されてきたと思いますが、湘南医療大学では、きめの細かい継続した指導を行うために「学年別チューター制度」を採用し、少人数の学生に対して2名(1名の基礎系教員と1名の臨床系教員)を配置して、修学上の問題など何でも相談できる学生支援を整えています。

チューター制について

(月別)チューター活動モデルケース
月別 対象学年 チューター活動 チューター内容
4月 1年次 初年次個人面談 学生の個性や特長を把握し、最適な履修選択や学修目標の設定を手伝います。
2,3年次 定期個人面談 新年度の学修目標を設定し、履修内容を確認します。
5月 1年次 定期個人面談 出席状況などをもとにした学修指導や、アルバイト、奨学金などについて相談します。
学年間交流会の開催 上級生との交流を取りもって、学生同士で不安を解消する手伝いをします。
2,3年次 学校生活に不安を抱える学生への支援 生活習慣の見直しや、短期的な学修目標を定めて、モチベーションをあげます。
グループ学修の方法についての説明 学生同士が助け合って学修課題に取り組めるようなグループ形成を補助します。
学年間交流会(前期) 低学年とのふれあいを通して指導力を養います。
6月 1,2,3年次 生活習慣の改善が必要な学生への支援(1) 前期(前半)をふりかえり、学修や生活習慣の悩みに応えます。
7月 1,2,3年次 定期個人面談 定期試験に向けた学修や、学生生活の相談に応じます。
8月 1,2,3年次 学修に不安がある学生への面談(1) 修学動機や将来への意識を向上させます。
9月 1,2,3年次 夏季休業中の生活や課外活動に関する相談 長期休暇中の生活や後期授業に向けたアドバイスを行います。
3年次 夏季休業中の学修指導 薬学共用試験や後期授業に向けた学修指導を行います。
研究室配属等、高学年での大学生活に関するアドバイスを行います。
10月 1,2,3年次 定期個人面談 前期の反省(課題)を共有し、後期の学修と学生生活の目標設定を手伝います。
学年間交流会(後期) 学年間交流を介して、学生同士の情報交換を手伝います。
11月 1,2,3年次 生活習慣の改善が必要な学生への支援(2) 後期(前半)を振り返り、進級に向けて必要な努力についてアドバイスします。
12月 1,2,3年次 定期個人面談 定期試験に向けた冬期休業中の学修や、学生生活の相談に応じます。
1月 1,2,3年次 学修に不安がある学生への支援(2) 定期試験に向けた学修や、学生生活の相談に応じます。
2月 1,2,3年次 学修に不安がある学生への支援(3) 新学年や将来を意識させてモチベーションをあげます。
3月 1,2年次 生活習慣の改善が必要な学生への支援(3) 春季休業中の生活と新年度に向けた学修の相談に応じます。
3年次 年度末定期個人面談 薬学共用試験や新年度に向けた準備について指導します。

6年制薬学部を卒業すると、薬剤師国家試験の受験資格が得られます。また、薬剤師の免許を取得すれば、任命、申請、届出または講習のみで以下に掲げる多様な業務に就くことができます。

6年制薬学部を卒業すれば取得できる資格
  • 薬剤師国家試験受験資格
  • 登録販売者の受験資格(実務経験免除)
  • 医薬部外品・化粧品・医療用具の製造所の責任者
  • 食品衛生監視員
  • 食品衛生管理者
薬剤師であれば取得できる資格と業務
  • 第1種衛生管理者
  • 環境衛生指導員
  • 特別管理産業廃棄物責任者
  • 麻薬管理者
  • 麻薬取締官
  • 毒物劇物取扱責任者
  • ダイオキシン類公害防止管理者
薬剤師でなければできない業務
  • 薬局の管理者
  • 国民健康保険薬剤師
  • 医薬品の一般販売業の管理者
  • 医薬品の製造業・輸入業の管理者
  • 学校薬剤師
  • 保険薬剤師
薬剤師に特別な考慮が払われる資格(試験選択科目免除または受験資格付与)
  • 作業環境測定士
  • 弁理士
  • 甲種危険物取扱者
  • 労働衛生コンサルタント

本学の情報室や図書館に設置してあるPC(保健医療学部棟約100台、薬学部棟約130台、山手キャンパス約40台)を使用することができます。所有していないと全く勉強が出来ないということはありませんが、現在、本学では、PCを使用する講義や課題が増えているため、入学前にPCのご購入を推奨しています。

本学は17の大学関連病院を中心に実習を実施しますので、一部を除き、原則、大学から1時間圏内の横浜、茅ヶ崎エリアを中心に神奈川県内となります。

授業時間は以下の通りです。

  • 1限目09:00~10:30
  • 2限目10:40~12:10
  • 3限目13:00~14:30
  • 4限目14:40~16:10
  • 5限目16:20~17:50
  • ※実験・実習等では時間帯が異なる場合があります。

原則、土・日・祝日は授業がありません。ただし、実習や行事等によっては、それらの日に予定が入る場合があります。

本学の募集要項にAP(アドミッションポリシー)と薬学部学生に求める学力が記載されています。それを踏まえて、高校での英語学習を大切してください。本学薬学部では、英語の学習は、1,2年次に総合英語Ⅰ・Ⅱ、3年次に英会話、4年次に科学英語、5年次に総合英語Ⅲと、体系的、継続的に医療に関する専門英語を修得できるプログラムです。英語の先生も熱心に指導していますので、心配せずに真面目に取り組んでください。

その方向で計画しています。学生全員が有意義な実習が行えるように環境整備しています。

教科では、化学、生物、物理の基礎をしっかり勉強しておくと、入学後にスムーズに大学の授業に入っていくことができると思います。

学生生活・学費・奨学金について

東戸塚キャンパス、横浜山手キャンパスに学生相談室があり、グループ病院のカウンセラー(臨床心理士)が巡回していますので、いろいろな悩みや心配事を相談することができます(要予約制)。相談内容が他の人に知られることはありませんので、一人で悩まず気軽に利用することができます。詳細は入学後に案内しています。

東戸塚キャンパス、横浜山手キャンパスに医務室があり、看護学科の保健師あるいは看護師教員が対応しています。また、隣接のふれあい東戸塚ホスピタルの医師(学校医)と常に連絡が取れるようになっていますので、体調が悪い時や気分が優れない時などには、大学関連病院の受診も可能です。

車やバイクでの通学はできません。自転車の駐輪場はありますので、大学に自転車の利用の手続きをすれば自転車通学は可能になります。

本学の学生は全員が医療従事者を目指して学ぶ仲間なので、どのサークルも、医療系カリキュラムの忙しさの中でも無理のないように活動しています。

学業との両立を考えて週末にアルバイトをしている学生が多いようです。

日本学生支援機構奨学金などの公的奨学金に加え、ふれあいグループ奨学金制度(貸与型、返還免除期間有り。)があります。詳細は薬学部の学生募集要項(出願ガイド)をご確認ください。

初年次は、入学金:330,000円・授業料:1,450,000円・施設維持費:500,000円です。2年次以降は、毎年、授業料:1,450,000円・施設維持費:500,000円となります。

最寄り駅は、JR横須賀線で横浜駅から所要時間8分の東戸塚駅になり、駅から徒歩15分のところに位置しています。

路線図

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