薬学とは、「薬物の性質・作用・製造・分析およびその応用について研究する学問 (広辞苑)」とあり、薬に関するあらゆることを学び追求する学問です。そのため、卒業後の進路は多様で、医療現場は勿論のこと、創薬研究、臨床開発、医薬品製造、薬事申請、更には小・中・高等学校においても重要な存在となっており、他の医療資格者と比べ活躍できる領域は広くなっています。今後、医療の高度化・複雑化により、薬剤師を取り巻く環境は大きく変化していくことが予想されますが、こういった変化を知覚し適応していけるよう、高い専門性と責任感、更には多様性を育むための薬学教育が実践できるよう努めてまいります。