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看護学科

教員紹介

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看護は、小児~老年期まで様々な人々を対象とします。私はその中でも、成人を対象とした看護学を担当しています。そして、がん患者さんの医療連携に関する研究を行っています。現在、日本人の2人に1人は、一生のうちに何らかのがんにかかるといわれ、がんは身近な病いと言えます。一方で、「がん」という言葉から死を連想する方も多く、がんを患った患者さんは、身体的な苦痛だけでなく、心理社会的にも苦痛を抱えます。看護師には、患者さんの身体的な状況を的確に判断しながら、その方の体験に寄り添い、その人らしく生きることを支える役割があります。そんな看護の活動を一緒に学びませんか?

氏名 清水 奈緒美
フリガナ(ローマ字) シミズ ナオミ(Naomi Shimizu)
職名 准教授
学位 修士(看護学)
担当授業科目 成人看護学方法論Ⅰ、成人看護学方法論Ⅱ、リハビリテーション看護論、慢性期看護実習、統合実習
専門分野 がん看護学 臨床看護学
現在の研究テーマ がん患者の医療連携
研究内容キーワード 医療連携、相談支援、意思決定支援
ティーチング・
ポートフォリオ
主な著書・学術論文 (著書)
一般社団法人日本がん看護学会監修,渡邉眞理,清水奈緒美編集:がん患者へのシームレスな療養支援,医学書院,2015
小迫冨美恵,清水奈緒美編集:がん体験者との対話から始まる就労支援,日本看護協会出版会,2017
酒井リカ,清水奈緒美,坪井香編集:やさしくわかる 抗がん剤の副作用とその対処法: いつもと同じ日常を過ごすために,法研,2021
著書(分担)鈴木久美,林直子,高山千春,清水奈緒美他:看護学テキストNICE がん看護 様々な発達段階・治療経過にあるがん患者を支える(鈴木久美,林直子,佐藤まゆみ編),南江堂,p.240-241,2021
著書(分担)小松浩子、神田清子、渡邉眞理、清水奈緒美他、系統別看護学講座別巻 がん看護学 第3版,医学書院,p329-346,2023
著書(分担)秋山正子,小倉朗子,乙坂佳代,清水奈緒美他:系統看護学講座 統合分野 在宅看護論 第5版、医学書院,p.289-295,2021
著書(分担)近藤まゆみ,久保五月,清水奈緒美他:がんサバイバーシップ がんと共に生きる人々への看護ケア第2版(近藤まゆみ,久保五月編) ,p.134-139,2019
著書(分担)赤林朗,浅野遼二,宇佐美しおり,清水奈緒美他:看護倫理学 看護倫理における倫理的基盤(松木光子編),p.139-141,2010
(学術論文)
『コンサルテーションにおけるがん看護専門看護師の実践知』,清水奈緒美,平成19年度北里大学大学院看護学研究科看護学専攻 修士学位論文.2008.
(学会発表)
清水 奈緒美, 鈴木 由美子, 山内 桂子他:看護職のための緩和ケア研究会の研修会の効果と課題(第8報) 看護職間のコンフリクトマネジメントの研修について,第30回日本がん看護学会学術集会,2016
清水 奈緒美, 渡邉 眞理, 山口 里枝他:緩和ケア研修による緩和ケアリンクナースの変化(第一報) 緩和ケア研修における学びに焦点をあてて,第30回日本がん看護学会学術集会,2016
清水 奈緒美, 渡邉 眞理, 山口 里枝他:緩和ケア研修による緩和ケアリンクナースの変化(第二報) 緩和ケア研修後の行動の変化に焦点をあてて,第30回日本がん看護学会学術集会,2016