リハビリテーション学科[理学療法学専攻]

教員紹介

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世の中には様々な職業がありますが、その中でも理学療法士ほど、人から面と向かって「ありがとう」と言ってもらえる職業はありません。怪我や病気で生活が不自由になってしまった方々に寄り添う中で、自分自身の人間性も成長させていくことができる、素晴らしい職業です。思いやりのある優しい心、優れた専門性、深い探究心を兼ね備えた、これからの地域医療を背負って立つ理学療法士になるために、本学で精一杯学んでみませんか?

氏名 大村 優慈
フリガナ(ローマ字) オオムラ ユウジ(Yuji Ohmura)
職名 講師
学位 修士(理学療法学)・博士(学術)
担当授業科目 神経系理学療法学演習, 義肢装具学Ⅱ,他
専門分野 神経理学療法学, 画像評価学, 高次脳機能障害学, 装具学, 予防理学療法学, 教育学
基礎理学療法専門理学療法士, 脳卒中認定理学療法士, 補装具認定理学療法士, 日本支援工学理学療法学会評議員
現在の研究テーマ ・脳卒中患者の脳画像所見と臨床症状の関係
・脳卒中患者に対する装具療法の効果
・虚弱高齢者に対する転倒・認知症対策の効果
・脳解剖実習の教育効果
研究内容キーワード 脳卒中, 脳画像, 高次脳機能障害, 装具, 虚弱高齢者, 転倒, 認知症, 脳解剖実習, 教育
ティーチング・
ポートフォリオ
主な著書・学術論文 著書
神経障害理学療法学 第2版 (分担).
潮見泰藏 (編集).
羊土社, 2024.
脳卒中リハビリテーション治療・支援のFirst STEP (分担).
髙橋忠志, 栗田慎也 (編集).
メジカルビュー, 2023.
脳機能の基礎知識と神経症候ケーススタディ 第2版 (分担) .
脳機能とリハビリテーション研究会 (編集) .
メジカルビュー, 2022.
PT臨床評価ガイド (分担) .
畠 昌史, 藤野雄次, 松田雅弘, 田屋雅信 (編集) .
医学書院, 2022.
理学療法ガイドライン 第2版 (分担) .
日本理学療法学会連合 理学療法標準化検討委員会ガイドライン部会 (編集) .
医学書院, 2021.
リハに役立つ脳画像 第2版 (単著) .
メジカルビュー, 2020.
基礎から学ぶ 画像の読み方 第3版 (分担) .
中島雅美, 中島喜代彦, 大村優慈 (編集) .
医歯薬出版, 2019.
脳卒中リハ 装具活用実践レクチャー (分担) .
大村優慈 (編集) .
メジカルビュー, 2018.
脳卒中リハの落とし穴100 成功への一歩 (単著) .
ヒューマン・プレス, 2017.
上肢の理学療法 (分担) .
地神裕史, 斉藤秀之 (編集) .
三輪書店, 2016.
学術論文
介護老人保健施設入所者における食堂の座席での反復起立テストと日常歩行,バランス機能,歩行耐久性の関係.
大村優慈, 脇島克介, 酒向正春, 小笠原尚和.
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 61, 414-422, 2024.
脳画像の基礎知識と理学療法での活用の実際.
大村優慈.
理学療法京都 53, 28-33, 2024.
理学療法学科学生の長期臨床実習における義肢装具の経験に関する調査.
島袋公史, 大村優慈, 立田 統, 砂田宏典, 浅見豊子.
日本義肢装具学会誌 40, 53-63, 2024.
COVID-19クラスター発生によるリハビリテーション医療やセラピストの業務変遷と患者におけるADLの変化.
二瓶太志, 岸下亜希子, 大村優慈, 酒向正春.
総合リハビリテーション 50, 1433-1437, 2022.
評価と脳画像から見た歩行能力の予後予測.
大村優慈.
日本義肢装具学会誌 38, 194-198, 2022.
左被殻出血例の血腫の進展方向とFIM認知項目の予後との関連性.
若旅正弘, 大村優慈, 石橋清成, 岡本善敬, 山本 哲.
脳科学とリハビリテーション 18, 1-8, 2018.
Immediate synergistic effect of a trunk orthosis with joints providing resistive force and an ankle-foot orthosis on hemiplegic gait.
Katsuhira J, Yamamoto S, Machida N, Ohmura Y, Fuchi M, Ohta M, Ibayashi S, Yozu A, Matsudaira K.
Clinical Interventions in Aging 13, 211-220, 2018.
理学療法学部生の就職決定因子-主成分分析による検討-.
石坂正大, 久保 晃, 金子純一朗, 野村高弘, 堀本ゆかり, 韓 憲受, 貞清香織, 黒澤和生, 大村優慈, 森田正治, 江口雅彦.
理学療法科学 32, 531-536, 2017.
Inclination of standing posture due to the presentation of tilted view through an immersive head-mounted display.
Ohmura Y, Yano S, Katsuhira J, Migita M, Yozu A, Kondo T.
Journal of Physical Therapy Science 29, 228-231, 2017.
理学療法学科学部生の就職先の現状と就職先選定-3キャンパスの特徴-.
石坂正大, 久保 晃, 金子純一朗, 野村高弘, 堀本ゆかり, 韓 憲受, 貞清香織, 黒澤和生, 森田正治, 江口雅彦, 大村優慈.
国際医療福祉大学学会誌 22, 77-82, 2017.
没入型ヘッドマウントディスプレイの認知心理学実験への活用事例.
近藤敏之, 長嶺 伸, 大村優慈, 矢野史朗.
日本神経回路学会誌 23, 87-97, 2016.
Functional connectivity analysis of NIRS data under rubber hand illusion to find a biomarker of sense of ownership.
Arizono N, Ohmura Y, Yano S, Kondo T.
Neural Plasticity 2016, 1-9, 2016.
Effects of Tilted Visual Information on the Control of Standing Posture and Gait in Healthy Adults.
Ohmura Y, Yano S, Katsuhira J, Migita M, Kondo T.
Proceedings of the 6th International Conference on Advanced Mechatronics, 333-334, 2015.
Effect of Visual Condition on Brain Activity and Motion Accuracy during Cane Usage.
Ohmura Y, Arizono N, Yano S, Kondo T.
Proceedings of 2015 International Symposium on Micro-NanoMechatronics and Human Science, 1-3, 2015.
高次脳機能障害を呈する脳血管障害患者の歩行練習を効果的に行うための工夫.
大村優慈.
理学療法湖都 34, 1-5, 2015.
CT・MRI所見から脳卒中患者の臨床症状を理解する.
大村優慈.
理学療法湖都 32, 1-9, 2013.
失語症症例の回復期における認知機能の改善に関する検討-認知・行動チェックリストの試験的作成と運用-.
森田秋子, 酒向正春, 大村優慈, 金井香.
脳卒中 33, 341–350, 2011.
回復期機能予後からみた被殻出血314例の急性期治療方針の検討.
酒向正春, 大村優慈, 藤井良輔, 堀見洋継, 石原 健, 石川 誠.
脳卒中 32, 602–610, 2010.
学会発表
介護老人保健施設入所者における食堂の座席で起立運動を反復できる回数とフロア内歩行の関係.
大村優慈, 脇島克介, 酒向正春, 小笠原尚和.
第10回日本予防理学療法学会学術大会, 2023.
神経解剖学と脳画像評価に対するセラピストの意識調査.
大村優慈, 小林英司.
第21回日本神経理学療法学会学術大会, 2023.
被殻出血と視床出血における血腫の拡大方向と皮質脊髄路損傷の関係.
大村優慈, 樋口明伸, 酒向正春.
第20回日本神経理学療法学会学術大会, 2022.
歩行練習による疲労が半側空間無視を呈した脳出血症例の無視範囲に与える影響-バーチャルリアリティ装置を用いた頚部固定条件と非固定条件での検討-.
大村優慈, 岡 徳之, 安田和弘, 平山美里, 新山真由, 酒向正春.
第1回先端技術を活かした効果的な理学療法を考えるフォーラム, 2022.
新型コロナウイルス感染症流行期での介護老人保健施設入所後2週間隔離期間における時間の見当識への介入.
大村優慈, 酒向正春, 松本 怜, 小笠原尚和.
第59回日本リハビリテーション医学会学術集会, 2022.
脳部位剖出を伴う解剖実習によるセラピストの脳構造理解度の向上.
大村優慈, 小林英司, 藤宮峯子.
第19回日本神経理学療法学会学術大会, 2021.
新型コロナウイルス感染症流行期における介護老人保健施設入所後2週間隔離期間での心身機能と活動の変化
大村優慈, 酒向正春, 小笠原尚和.
第8回日本予防理学療法学会学術大会, 2021.
講演
日本支援工学理学療法学会 第12回効果をあげる理学療法技術としての義肢装具療法を考えるフォーラム.
教育講演, 脳卒中装具療法に役立つ脳画像の読み方,2024.
札幌医科大学医学部解剖学講座/日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科 研修会.
第6回メディカルスタッフのための神経解剖学セミナー, 2024.
北海道理学療法士会 第31回全道理学療法士学術研修大会・第3回道北支部学術研修大会.
脳画像を"正しく"読影するためのポイント, 2023.
第33回京都府理学療法学術大会.
教育講演, 脳画像の基礎知識と理学療法での活用の実際, 2023.
第21回日本神経理学療法学会学術大会.
教育講演 高次脳機能障害, 高次脳機能障害に関連する脳領域の画像形態, 2023.
山口県理学療法士会 研修会.
高次脳機能障害をとらえるための脳画像の読み方, 2023.
札幌医科大学医学部解剖学講座/日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科 研修会.
第5回コメディカルスタッフのための神経解剖学セミナー, 2023.
第20回日本神経理学療法学会学術大会.
教育講演 高次脳機能障害, 高次脳機能障害に関連する脳領域の画像形態, 2022.
大阪府理学療法士会 第4回生涯学習研修集会.
理学療法に役立つ脳画像の見方, 2022.
札幌医科大学医学部解剖学第2講座/北海道文教大学理学療法学科 研修会.
第4回コメディカルスタッフのための神経解剖学セミナー, 2022.
第19回日本神経理学療法学会学術大会.
教育講演 高次脳機能障害, 高次脳機能障害に関連する脳領域の画像形態, 2021.
石川県理学療法士会 研修会.
脳画像の理学療法への役立て方, 2021.
札幌医科大学医学部解剖学第2講座/北海道文教大学理学療法学科 研修会.
第3回コメディカルスタッフのための神経解剖学セミナー, 2021.
第21回日本神経理学療法学会サテライトカンファレンス.
神経学的・神経心理学的症候を解釈した姿勢バランス障害への理学療法, 2021.
青森県理学療法士会 研修会.
脳画像のリハへの活かし方, 2020.
札幌医科大学医学部解剖学第1・第2講座/北海道文教大学理学療法学科 研修会.
第2回コメディカルスタッフのための神経解剖学セミナー, 2020.
日本神経理学療法学会 第3回参加型フォーラム2019.
シンポジウム 脳画像を臨床に活かす, 2020.
山梨県言語聴覚士会 研修会
脳画像による高次脳機能障害と残存機能の予測と理解, 2019.
東京都理学療法士協会 研修会.
脳画像とリハビリテーション~画像から症候の個別性を捉える~, 2019.
日本支援工学理学療法学会 第2回効果をあげる理学療法技術としての装具療法を考えるフォーラム.
シンポジウム 装具連携, 神奈川県西地区リハビリテーション連絡協議会での装具連携に関する取り組み, 2019.
戸塚区理学療法士会 研修会.
理学療法における脳画像の活用, 2018.
戸塚区理学療法士会 研修会.
脳画像の活用に必要な脳機能解剖の知識, 2018.
徳島県理学療法士会 研修会.
治療に役立てる脳画像~評価と予後予測~, 2018.
日本理学療法士協会 第53回日本理学療法学術研修大会.
上肢から自立を診る -全身運動に必要な上肢機能を考える-, 脳画像から上肢機能と姿勢制御の障害を捉える, 2018.
日本神経理学療法学会 参加型フォーラム2017.
SIG 高次脳機能障害, 理学療法士の視点から高次脳機能障害を理解する, 2017.
神奈川県理学療法士会 研修会.
脳画像の読影と理学療法への応用, 2015.
滋賀県理学療法士会 研修会.
高次脳機能障害を呈する脳血管障害患者における運動療法の進め方, 2013.
滋賀県理学療法士会 研修会.
CT・MRIから脳卒中患者の臨床症状を理解する, 2012.
映像教材
脳シル.
エクサウィザーズ, 2021.