研究活動・教育活動 紹介

家族の介護負担軽減を目指して

鈴木雄介[写真]

私は、高次脳機能障害関連の講義や演習を担当するとともに、高次脳機能障害患者さんが地域生活で生きる上での生活障害についての研究や、患者様を支えるご家族さまの介護負担感を少なくするための方法を研究しています。

私たちが朝起きてから寝るまでの生活は、すべて脳のはたらきによって支えられています。脳卒中や脳外傷などの後遺症により、以前はあたり前にできていた日常生活や社会生活が、スムーズにできなくなってしまう障害を高次脳機能障害といいます。そのような患者様を支えるご家族さまの介護負担感を少なくし、皆が楽しく生活できるようにすることが大切なのです。本学に着任する前15年間の作業療法士としての経験を生かし、研究を進めています。

湘南医療大学には豊富な臨床経験を持つ教員と、学業に専念できる学習環境が備わっています。みなさまも私達と一緒に学んでみませんか。

作業療法学専攻 鈴木 雄介