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神奈川県最大級のグループ病院で行う
充実の実習指導
経験豊かな教員によるきめ細やかな薬学教育
少人数教育で
薬剤師国家試験全員合格を目指す
教育理念・教育目標や薬学部定員数などを紹介しています。
湘南医療⼤学の理念「⼈を尊び、命を尊び、個を敬愛す」に基づき、⼈間の⽣命や尊厳を理解できる豊かな⼈間性と「薬学の医療専⾨職」としての知識・技術を修得して、保健、医療、福祉、教育の幅広い分野で地域の健康増進・公衆衛⽣を⽀え、寄与・貢献できる医療⼈を養成する。
学部学科名 | 学部名 | 薬学部 |
---|---|---|
学科名 | 医療薬学科 | |
定員 | 入学定員 | 130名 |
収容定員 | 780名 | |
修業年限 | 6年 (薬学を履修する過程のうち臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするもの(学校教育法第87条第2項)) |
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所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区(東戸塚駅より徒歩15分) |
入試区分 |
募集 人数 |
特待生 |
出願期間 (最終日消印有効) |
試験日 | 結果発表日 | 試験内容 | |
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総合型選抜 | 15名 | A |
2024年9月2日(月) ~9月27日(金) |
2024年10月6日(日)、10月20日(日) ※両日受験可 |
2024年11月1日(金) |
・論述試験(小論文) 30点/試験時間60分 ・基礎学力試験(マークシート方式) 1科目必須/100点/試験時間60分 理科 (化学基礎、化学) ・面接試験(10分程度) 10点 ・書類審査(調査書) 10点 ・合計 150点満点 |
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社会人 選抜 |
Ⅰ期 | 若干名 | A |
2024年9月2日(月) ~9月27日(金) |
2024年10月6日(日) | 2024年11月1日(金) |
・論述試験(小論文) 30点/試験時間60分 ・基礎学力試験(マークシート方式) 1科目必須/100点/試験時間60分 理科 (化学基礎、化学) ・面接試験(10分程度) 10点 ・合計 140点満点 |
Ⅱ期 | A |
2025年1月17日(金) ~2月3日(月) |
2024年2月9日(日) | 2025年2月12日(水) | |||
学校推薦型選抜(一般公募型) | Ⅰ期 | 65名 | B |
2024年10月25日(金) ~11月8日(金) |
2024年11月17日(日)、11月24日(日) ※両日受験可 |
2024年12月2日(月) |
・基礎学力試験(マークシート方式) 1科目必須/100点/試験時間60分 理科 (化学基礎、化学) ・面接試験(10分程度) 10点 ・書類審査(調査書) 10点 ・合計 120点満点 |
Ⅱ期 | B |
2024年11月22日(金) ~12月6日(金) |
2024年12月15日(日) | 2024年12月18日(水) | |||
Ⅲ期 | B |
2024年12月20日(金) ~2025年1月6日(月) |
2025年1月12日(日) | 2025年1月15日(水) | |||
学校推薦型選抜(指定校型) | Ⅰ期 | B |
2024年10月25日(金) ~11月8日(金) |
2024年11月17日(日) | 2024年12月2日(月) |
・面接試験(10分程度) 10点 ・書類審査(調査書) 10点 ・合計 20点満点 |
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Ⅱ期 | B |
2024年11月22日(金) ~12月6日(金) |
2024年12月15日(日) | 2024年12月18日(水) | |||
一般選抜 | Ⅰ期 | 50名 | A |
2025年1月6日(月) ~1月17日(金) |
2025年1月25日(土)、1月26日(日)、1月27日(月) ※複数日受験可 |
2025年2月1日(土) |
・基礎学力試験(マークシート方式) 理科必須、数学または英語から1科目を選択/各100点、計200点/試験時間1科目60分 ・理科 (化学基礎、化学) ・数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B) ・英語(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ) ※英語は「外部試験成績利用」が可能 ・合計 200点満点 |
Ⅱ期 | A |
2025年1月17日(金) ~2月3日(月) |
2025年2月8日(土)、2月9日(日)※両日受験可 | 2025年2月12日(水) | |||
Ⅲ期 | A |
2025年2月14日(金) ~2月28日(金) |
2025年3月8日(土) | 2025年3月12日(水) | |||
大学入学共通テスト利用選抜 | Ⅰ期 | 若干名 | A |
2025年1月6日(月) ~1月17日(金) |
2025年1月18日(土)、1月19日(日) ※本学独自試験なし |
2025年2月5日(水) |
・理科(化学)必須/100点 ・数学①(数学Ⅰ,数学A)、数学②(数学Ⅱ,数学B,数学C)、理科(物理)、理科(生物)、外国語(英語/リーディング)から1科目を選択/100点 ・合計 200点満点 |
Ⅱ期 | A |
2025年2月7日(金) ~2月20日(木) |
2025年1月18日(土)、1月19日(日) ※本学独自試験なし |
2025年2月26日(水) | |||
Ⅲ期 | A |
2025年2月28日(金) ~3月14日(金) |
2025年1月18日(土)、1月19日(日) ※本学独自試験なし |
2025年3月19日(水) |
【特待生制度】
湘南医療大学は2015年に「人を尊び、命を尊び、個を敬愛す」の理念のもと、保健医療学部を開設しました。
高度な知識・技術を持ってチーム医療を実践し、地域に貢献できる看護師、保健師、理学療法士、作業療法士を養成しています。
2021年に薬学部医療薬学科を開設。
更に患者様のため、地域のために必要とされる医療大学として社会に貢献していきます。
薬剤師は、病気の治療や日常生活における健康維持に欠かせない「薬剤」を取扱う専門職です。処方箋に基づいて、調剤や患者様への服薬指導、販売を行います。保険薬局や、化粧品会社、ドラッグストアなど、活躍の場は多岐に渡ります。
製薬開発技術者は、製品開発のための企画や計画を立て、製品化をする職業です。品質検査や製造工程の確認、指導など、技術指導や管理まで行います。製薬開発研究者は、新薬の開発や、化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発、研究など、「製薬」に関する研究を行います。
薬学部卒業後には、大きく ●就職 と ●進学 の道があります。それぞれについて、様々な内容の活動分野が含まれています、
病院・診療所
医療機関内の薬剤師は、処方箋に従って薬を調剤するだけではなく、薬剤アレルギーや飲み合わせの可否も確認します。また、病棟で患者と信頼関係を築きながら服薬説明や副作用発現の確認を行います。病院薬剤師の大きな特徴は、患者やご家族に直接関わるということでしょう。さらに、感染制御、栄養支援チーム、緩和ケアなどのチーム医療でも活躍しています。
保険薬局
保険薬局では、医療機関で発行された処方箋に基づき、調剤業務を行います。薬局では一般用医薬品も扱いプライマリーケアを担っています。多くの保険薬局は医療用医薬品から一般用医薬品まで広い知識を身につけたい方に向いています。
ドラッグストア
一般用医薬品を購入されるお客さまに効能、副作用や使用方法のアドバイスをするほか、レジ会計や店舗の商品管理なども行います。
製薬会社
新薬の開発に取り組んでいる製薬会社では、薬剤師は重要な存在で、研究開発に携わることで、やりがいを感じることができます。また、医薬品の学術情報を収集、解析して公表することにより、適正使用に繋げることができます。
化粧品会社
化粧品の有効成分の研究や高機能な新素材の開発などを行います。その後、処方開発・臨床試験・品質試験を行い、化粧品を開発します。その他、新製品の薬事申請、医薬品等の品質・安全管理(GVP)業務があります。また、最近は、「敏感肌向け」などの化粧品開発に向けて、皮膚科医と共同開発する例もあります。
医薬品卸売販売業
医薬品を、薬局開設者、医薬品の製造販売業者、製造業者若しくは販売業者又は、病院、診療所若しくは飼育動物診療施設の開設者などに対し販売等を行います。
医療機器会社
医療機器会社で、薬剤師の専門知識を活かした医療機器の開発販売を行います。また、メディカルテストなどで出たデータを収集・分析して、生産技術の向上や品質管理に貢献します。
医薬品医療機器総合機構(PMDA))への医療機器の承認申請業務、医療機器の市場調査をし、分析して次の製品開発につなぎます。
薬事・衛⽣⾏政機関
国、県庁、保健所などの公的機関に勤め、薬事監視員として、医薬品等の表示・保管・適正使用について調査、指導、監視します。衛生研究所では、試験検査、医薬品研究などを行います。厚生労働省や自衛隊では、行政薬剤師として麻薬取締官や自衛隊薬務官などとして働きます。
医薬品などの検査研究機関
製薬企業が医薬品開発申請に必要な試験を社外の医薬品開発業務受託機関に委託する場合があります。この様な医薬品開発業務受託機関で動物実験や臨床試験に携わることもできます。
臨床開発企業
臨床開発に携わる薬剤師は、主に製薬メーカーに所属し、治験(※1)を進める役割を果たします。業務内容は治験を実施する病院や医師の選定から契約、治験薬の準備、被験者を募り登録を促す、治験の結果を報告書にまとめます。
※1薬が多くの患者の治療に使用されるには、「薬の候補」となる物質を選び出し、動物やヒトで作用・効果・安全性などを調べます。このうち「薬の候補」を健康な成人や患者に使用して、効果や安全性、治療法(適正な投与量や投与方法)などを確認する目的で行われる「臨床試験」(※2)のことを「治験」といいます。
製薬会社は「治験」の結果をもって厚生労働省に申請し、薬として承認されてはじめて、多くの患者に安心して使われるようになります。
※2臨床試験とは、健康な成人や患者を対象に新しい薬や治療法の効果や安全性を科学的に調べる方法です。
⽼健・介護施設
老健・介護施設に関わる薬剤師は、多職種と連携し、医療機関で提供された医薬品の調剤業務や服薬指導、医薬品管理の他、感染対策や、管理栄養士と連携し入所者の栄養管理を行うなどの業務も重要な役割です。
⼤学院
6年制の薬学部を卒業後に4年間の大学院課程を修了すると「博士(薬学)」の学位を取得できます。大学院では、薬学の基礎研究や臨床研究を行い、博士論文を作成します。薬剤師として、さらに高い知識や技術を身につけ、将来は、研究者や教育者、または、高度専門職業人として薬剤業務の管理職を目指します。
など
その他にもあなたの希望する進路の実現をサポートします。
湘南医療大学薬学部では、17グループ病院の協力のもと、臨床密着型教育を行なっています。
また、豊富な臨床経験をもつ教員や臨床志向の基礎研究者により、新たな薬学教育を展開しております。
薬学には、研究所や大学で「薬を創る夢」、病院・薬局で「薬を正しく使う誇り」、また社会で「健康を支える喜び」の3つの感動があります。
あなたも湘南医療大学薬学部で薬剤師としての「夢」を実現しましょう。
学部長・教授
鈴木 勉
湘南医療大学薬学部では、17グループ病院の協力のもと、臨床密着型教育を行なっています。また、豊富な臨床経験をもつ教員や臨床志向の基礎研究者により、新たな薬学教育を展開しております。薬学には、研究所や大学で「薬を創る夢」、病院・薬局で「薬を正しく使う誇り」、また社会で「健康を支える喜び」の3つの感動があります。あなたも湘南医療大学薬学部で薬剤師としての「夢」を実現しましょう。
教授
石川 吉伸
生命科学研究の真の幕開けは、DNA 二重らせん構造の発見から始まった、と言っても過言ではありません。この大発見はワトソンとクリックによってなされましたが、実はそれは多くの研究者によりもたらされた研究結果の集大成でもありました。分子モデリングという専門分野を耳にしたことがない方も多いかと思います。これまでの多くの研究者が残した功績を用いて、新しい分野が生まれたり、更に研究が発展していくことが多くある分野です。薬学の果たす功績は今後も続きます。皆さんが新しい分野を作る第一人者になるかもしれません。
教授
石橋 芳雄
モチベーションの維持・向上には動機づけと主体的な学習習慣、そして他者との関係性の構築が重要です。そのため、目的意識や動機づけに繋がる科目として「早期臨床体験実習」など本学独自のカリキュラムを設けています。また、アクティブラーニングを多く取り入れることで、主体的に学習する習慣を養います。医療に貢献したい!というあなたの志を実現させるために、湘南医療大学薬学部は全力でサポートします。
教授
加賀谷 肇
湘南医療大学薬学部は2021年4月に開設されました。医療系の大学だからこそできる薬学教育の新たなコンセプトとして「臨床に強い薬剤師の養成」を目指しております。薬学教育が6年制になった大きな理由は、医療人としての姿勢を学ぶためには医学部、歯学部、獣医学部と同様に6年間かけて薬剤師の資質を身につける必要があるからです。湘南医療大学はグループ関連施設を17病院有し、医療・教育の実践現場が身近にあります。1年次から看護学科、リハビリテーション学科の学生と共にチーム医療の基礎を学ぶ環境を持ち、薬学のための基礎科学、医療薬学、衛生薬学を学び医療現場で臨床実践能力を磨きます。充実した教育陣・研究施設の新校舎でお待ちしてます。
教授
加藤 裕久
医薬品情報解析学研究室を担当しています。医薬品情報、特にがん薬物療法に関する研究を行っています。「医者の薬も匙加減」と言う格言があります。ほんの少しの薬の飲む量の違いによって、薬の効果の現れ方が大きく違ってくるので、昔、それを使い分けられるのが「名医」とされました。また、薬の効く人と効かない人がいます。そして、昔から鉄剤とお茶を同時に飲んではいけないと言われていました。どうしてでしょうか? 薬の評価を適切に行い、副作用を回避するための的確な測定が必須です。皆さんの志を飛躍的に伸ばせる環境がありますので是非門を叩いてください。お待ちしております。
教授
栗原 正明
コンピューターを用いて、薬の分子設計(ドラッグデザイン)を行ない、合成することで、新しい薬を作る研究を行なっています。抗腫瘍薬、骨粗鬆症治療薬などの研究について、薬を“デザインする”分野を皆さんと共に広げていきたいです。
教授
定本 清美
医療の中で、薬は予防、検査、治療、そして緩和など様々な役割を果たしています。特に多岐にわたる診療科治療において「薬物治療」は治療の主流となる重要な役割を果たしており、新たな薬が次々と世に送り出されてきています。薬剤師として薬を広く学び、適切かつ有効に使用できるようにすることは、医療全体に貢献するばかりでなく、実学として人に役立つことになります。湘南医療大学で、医療人として輝ける薬剤師を目指してほしいです。
教授
塩田 清二
「ドライ症候群」(乾燥症)ではPACAPが重要であることを私たちは発見しました。この物質は、ドライアイや口腔内乾燥症、皮膚乾燥症などの予防や治療に役立つ可能性があり、これを克服するための創薬を考えています。国内だけでも数千万人もの患者さまがいる病気の治療や予防の研究に興味はありませんか?
教授
高橋 央宜
薬の分子では三次元構造が重要です。「右手型」と「左手型」が存在する場合、一方は薬として聞きますが、もう一方は害になることもあります。私は基礎化学を研究分野としており、担当科目は物理化学となります。実際に薬の分子を組み立てて、薬の分子構造を立体感を持って感じることで様々なことがわかってくると思います。
教授
東山 公男
「がん」の痛み(癌性疼痛)は、耐えがたいほどの強いものとして知られ、モルヒネなどの鎮痛薬が使われますが、時として副作用が問題となります。そこで当研究室では、モルヒネのように強力な鎮痛作用を有しながら、副作用のない新しい鎮痛薬の開発を目指しています。一緒に、新薬の開発を行ないましょう!
准教授
石田 洋一
メダカは臓器や血液の形成過程の研究に適した「モデル生物」です。専門の研究分野は生化学、基礎医学、腫瘍学です。その中でも白血病の研究に力を入れており、メダカを用いた研究を紹介しています。モデル生物の活用方法も学べますので是非研究をしにお越しください。
准教授
片川 和明
【真のスペシャリストを養成】
私は大学院修了後、製薬企業に研究者として就職しました。企業では、医薬品が精巧かつ厳密な管理下で供給されていることを体感しました。その後、大学教員となり、天然物
(植物などの薬効成分)
の教育と研究に従事しています。天然物の魅力は、特異な化学構造と顕著な薬効にあります。アニメなどで薬草を扱うシーンがあると、親近感を覚えますね。薬学を進めていくと、多くの医薬品の本体である“化合物”に関する科学、生命科学や医療などに関する広範な知識を学んでいて、たった一つの医薬品でも多面的な議論が可能であることに気付きます。つまり薬学部では“薬の真のスペシャリスト”を養成しているのです。是非、共に学びましょう!
教授
佐野 和美
「コロナの時代に、私たちができることって何だろう」。そんなふうに皆さんは思っているのではないでしょうか。家族や友人が病に悩んでいたら、少しでも楽にしてあげることができないか、誰もが考えています。そんな貴方、私たちと一緒に薬学を学びませんか?医療に携わる技能を習得することは、私たちを取り巻く社会の人たちの健康を支えることに繋がります。「くすり」をつくり(創薬)、病を治し(薬物治療)、より高い効果を上げる工夫をする(薬剤学)、そして一人ひとりに最適な治療を考える(臨床薬学)、それが薬剤師です。一方で、人体には薬物や毒物を排除する防御システムがあります。人体の不思議についても、一緒に研究していきましょう。
准教授
須田 篤也
薬学の領域を広く知ることができる英文を題材に、専門的な語彙を習得しながら、薬学関連分野の英文記事に慣れ親しむことから6年間の「英語カリキュラム」が始まります。1年次で専門性の高い記事を理解できる英語力の習得を目指します。
准教授
山崎 泰広
2021年はコロナウイルスに振り回された一年でした。そんな中、コロナとの闘いに奮闘する医師や看護師達の影に隠れがちではありますが、ワクチンの管理や調製、感染された患者さんの治療に用いる薬の投与計画の立案等、チーム医療の“科学者”として、薬剤師もまた奮闘しています。今後登場するであろう新たな予防・治療戦略には、薬剤師の存在が必要不可欠です。みなさんも湘南医療大学で未来の薬剤師を目指しませんか?
講師
市丸 嘉
コロナ禍にあって医療従事者と呼ばれる職種が改めて注目される日々が続いています。医療従事者の一員である薬剤師の主な仕事は、薬物治療の支援です。コロナ禍においても、感染症治療薬を待ち望む声は多く、いくつかの薬が脚光を浴びています。近い将来、有効な治療薬の発見によって、人類が新型コロナウイルスに打ち勝ったと考える日が来ても、薬剤師とコロナウイルスの戦いは続いていくでしょう。今までも同じようにして、人類は様々な病気と共存してきました。これからも人類は新たな病気との闘いを強いられ、薬剤師は人々と薬を正しく結ぶ役割を担い続けるでしょう。我々は湘南医療大学で未来の薬剤師を育てます。是非一緒に学びましょう。
講師
加藤 紘一
コロナ禍において、若者の“いま”は犠牲とされてしまいました。その裏側で、皆さんの未来を守るために多くの医療人が身を削っていました。そしていくつかの薬剤が、新型コロナウイルス感染症の治療に役立っていました。たとえ未知の疾患であっても薬のスペシャリストである薬剤師なら、病態と薬の作用メカニズムを基に薬剤の有効性を推定し、その治療に貢献できます。次世代の未来を守る一員として、医療人を目指しませんか。
講師
殿山 泰弘
人類の歴史は、薬の歴史ともいえる。1950年代中頃、中期旧石器時代の遺跡からネアンデルタール人による葬送の儀式の証拠が発見された。その亡骸の傍には花が手向けられた痕跡があったという。そして、2017年、スペインで発見されたネアンデルタール人の歯石からは、鎮痛作用や抗菌作用を持つ成分を含む植物のDNAが検出されている。病に立ち向かい大切な人の死を悼むという営みは、現代においても何ら変わっていない。薬学は、数十万年におよぶ人類の営みの集大成である。 未来ある若者に向けて――新たな薬を探し求め、それらを必要とする人々のもとに届ける心と技を共に学ぼう。湘南医療大学薬学部の門は、君達に向けて開かれている。
講師
中楯 奨
「薬剤師って何?」これは、高校生の時の私です。何故、薬学を学ぼうと考えたか?当時、一番好きな化学が薬という形で人の役に立つことが出来るのではないか?と考え、進路に薬学を選びました。薬は化学物質なので、薬学では有機化学・医薬品化学・天然物化学等の多くの化学を学びます。さらに、生命現象を化学的に研究する生化学や、分析化学・物理化学・衛生化学等の幅広い化学も学びます。つまり、「薬剤師は医療に携わる化学者(薬学者)」です。そのため、多様な化学、教養、医療を学ぶ薬学者には色々な未来があります。調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬企業、保健所、麻薬取締官、科捜研、研究者、大学教員…。あなたの目指す未来はどれですか??
助教
須藤 遥
私が薬学の道を目指した理由は、薬の専門家となることで多くの人の役に立てると思ったからです。現代社会で薬は身近で欠かせないものです。薬に関わることで、幅広い分野に貢献できると考えました。大学院を修了後、患者さまの入院から退院まで、じっくり向き合いたいという思いから、病院薬剤師になりました。病院薬剤師の仕事の魅力の一つはチーム医療です。患者さまを中心としてさまざまな医療従事者たちと共に一つのゴールを目指すことは、非常にやりがいがあります。教育現場に戻ってからの今後の夢は、人の役に立ちたいと考えている学生の皆さまを立派な薬剤師に育てることです。湘南医療大学で一緒に学びましょう!
よくいただくご質問へ、ご回答しています。
ご不明点がありましたら、こちらを参考にしてください。
臨床に強い薬剤師を養成します。そのため、教員の半数は、臨床経験を持ちグループ病院の協力を得ながら臨床薬学教育に力を入れます。
湘南医療大学薬学部は1学年の学生数が130名と少ないため、きめ細かい少人数教育が可能です。また、教員数は45名(2023年度より)、17研究室(7つの共同研究実験室)があります。4年次から一つの研究室に配属されるのは1学年あたり多くて7-10名程度であるため,教員や学生間のコミュニケーションが取りやすい薬学部です。
カリキュラムは、学生に理解し易いこと、実習を重視し実践的、かつ基礎知識と技術の修得が出来るように配置しています。
薬学のカリキュラム体系は、大きく分けて総合教育科目、基礎科目、専門科目の3つに分類されます。さらに授業の形態により、講義、演習、実習に分けられます。授業の進め方は前期、後期の2学期制です。
本学薬学部では、「薬学部教育モデル・コアカリキュラム」を基に、「専門科目」を(基本事項・薬学と社会)、(薬学基礎)、(衛生薬学)、(医療薬学)、(薬学臨床)、(薬学研究)として6つに分類していますが,学科目の垣根なく関連性や統一性を重視して履修できることが特長です。
また、保健医療学部と同一キャンパスにあるため、「総合教育科目」、いわゆる教養科目が殆ど同じであるため、他学部の学生と授業を受講し、その単位を卒業要件単位に含めることができます。
例えば、保健医療学部と連携した「チーム医療論」では,患者様の症例をもとに、データ分析を活用してその患者様に相応しいケアや治療方法を考える授業を行うことを目的に、臨床に強く、課題が解決できる能力を習得できる横断的なカリキュラムを設定しています。
それぞれの授業科目、分野の詳細については、薬学部ホームページ [シラバス]の項をご覧下さい。
JR横浜駅から8分の東戸塚駅から歩いて15分程にある、都会の洗練さと自然に恵まれたキャンパスは、いつも穏やかな雰囲気です。勉強やサークル活動などの大学生活を有意義に過ごし、こつこつと、まじめで一途な学生が多いと思われます。またチューター制度(より良い学生生活を実現させるための個別サポート制度)により、修学上の問題、交友関係、就職など学生生活全般にわたって指導や助言を行います。そのため、先生との距離が近く、休憩時間に先生方の研究室を訪れる(オフィスアワー)学生がとても多いです。小規模な大学であるため、勉強も就職も親身に相談できるアットホームな学風です。
本学薬学部は病院薬剤師を希望して入学する学生が多くいます。本学の6年制教育では、1年次に病院薬剤師の役割を理解させるため、「早期臨床体験実習」をグループ病院の薬剤部や病棟で行います。また、5年次の病院実務実習終了後、「後期臨床体験実習」として、グループの急性期病院、慢性期医療現場や介護現場で、さらに症例の理解を深めていきます。本学部では、薬学臨床、薬学と社会に関連する科目を強化した教育内容で、病院薬剤師教育に力を入れています。
令和2年12月現在(厚生労働省令和2(2020)年薬剤師統計の概況では、病院・診療所薬剤師数は、61,603人(薬剤師数全体の19.1%)です。また、薬局薬剤師数は、188,982人(同58.7%)です。また、薬剤師需給調査結果(厚生労働省)では、
このような報告がされていますので、高度な知識を有する病院薬剤師の活躍が期待されています。
本学薬学部は、「教育センター」を設置し、薬学教育や薬剤師国家試験の合格率向上のための学習サポートを実施し、薬学部での学習を低学年からきめ細かく支援しています。また、セミナー室及び自習室もあり、それらの部屋を活用することもできます。薬学部開設2年目であるため、薬剤師国家試験の実績はありませんが、現在、模擬試験結果や課題提出率や自習時間、過去問を解いた時期や回数などの学習プロセスを分析し、学生のつまずきやすい単元を予測し、早めの対策を立てて、どうすれば成果につながる学習となるのか、個々にアドバイスをしています。
薬剤師国家試験に向けた学修指導を全教員が一貫して行います。
学校推薦型入試、総合型選抜入試など早期に合格が決まった「入学予定者」に対し、入学までの間に入学前教育を実施して、高校学習内容を大学の学修に接続する講座を開講し、高校学習内容の復習(補完授業)を行っています。入学後も、プレースメントテストで、教員から受講を勧められた学生を対象に、高校学習内容のリメディアル教育の支援体制が整っていますので、入学後は、日々の授業を大切にして、予習、復習、レポート課題などに取り組むように頑張ってください。
高等学校までは、「担任の先生」がいて、指示や指導されてきたと思いますが、湘南医療大学では、きめの細かい継続した指導を行うために「学年別チューター制度」を採用し、少人数の学生に対して2名(1名の基礎系教員と1名の臨床系教員)を配置して、修学上の問題など何でも相談できる学生支援を整えています。
月別 | 対象学年 | チューター活動 | チューター内容 |
---|---|---|---|
4月 | 1年次 | 初年次個人面談 | 学生の個性や特長を把握し、最適な履修選択や学修目標の設定を手伝います。 |
2,3年次 | 定期個人面談 | 新年度の学修目標を設定し、履修内容を確認します。 | |
5月 | 1年次 | 定期個人面談 | 出席状況などをもとにした学修指導や、アルバイト、奨学金などについて相談します。 |
学年間交流会の開催 | 上級生との交流を取りもって、学生同士で不安を解消する手伝いをします。 | ||
2,3年次 | 学校生活に不安を抱える学生への支援 | 生活習慣の見直しや、短期的な学修目標を定めて、モチベーションをあげます。 | |
グループ学修の方法についての説明 | 学生同士が助け合って学修課題に取り組めるようなグループ形成を補助します。 | ||
学年間交流会(前期) | 低学年とのふれあいを通して指導力を養います。 | ||
6月 | 1,2,3年次 | 生活習慣の改善が必要な学生への支援(1) | 前期(前半)をふりかえり、学修や生活習慣の悩みに応えます。 |
7月 | 1,2,3年次 | 定期個人面談 | 定期試験に向けた学修や、学生生活の相談に応じます。 |
8月 | 1,2,3年次 | 学修に不安がある学生への面談(1) | 修学動機や将来への意識を向上させます。 |
9月 | 1,2,3年次 | 夏季休業中の生活や課外活動に関する相談 | 長期休暇中の生活や後期授業に向けたアドバイスを行います。 |
3年次 | 夏季休業中の学修指導 | 薬学共用試験や後期授業に向けた学修指導を行います。 | |
研究室配属等、高学年での大学生活に関するアドバイスを行います。 | |||
10月 | 1,2,3年次 | 定期個人面談 | 前期の反省(課題)を共有し、後期の学修と学生生活の目標設定を手伝います。 |
学年間交流会(後期) | 学年間交流を介して、学生同士の情報交換を手伝います。 | ||
11月 | 1,2,3年次 | 生活習慣の改善が必要な学生への支援(2) | 後期(前半)を振り返り、進級に向けて必要な努力についてアドバイスします。 |
12月 | 1,2,3年次 | 定期個人面談 | 定期試験に向けた冬期休業中の学修や、学生生活の相談に応じます。 |
1月 | 1,2,3年次 | 学修に不安がある学生への支援(2) | 定期試験に向けた学修や、学生生活の相談に応じます。 |
2月 | 1,2,3年次 | 学修に不安がある学生への支援(3) | 新学年や将来を意識させてモチベーションをあげます。 |
3月 | 1,2年次 | 生活習慣の改善が必要な学生への支援(3) | 春季休業中の生活と新年度に向けた学修の相談に応じます。 |
3年次 | 年度末定期個人面談 | 薬学共用試験や新年度に向けた準備について指導します。 |
6年制薬学部を卒業すると、薬剤師国家試験の受験資格が得られます。また、薬剤師の免許を取得すれば、任命、申請、届出または講習のみで以下に掲げる多様な業務に就くことができます。
本学の情報室や図書館に設置してあるPC(保健医療学部棟約100台、薬学部棟約130台、山手キャンパス約40台)を使用することができます。所有していないと全く勉強が出来ないということはありませんが、現在、本学では、PCを使用する講義や課題が増えているため、入学前にPCのご購入を推奨しています。
本学は17の大学関連病院を中心に実習を実施しますので、一部を除き、原則、大学から1時間圏内の横浜、茅ヶ崎エリアを中心に神奈川県内となります。
授業時間は以下の通りです。
※実験・実習等では時間帯が異なる場合があります。
原則、土・日・祝日は授業がありません。ただし、実習や行事等によっては、それらの日に予定が入る場合があります。
東戸塚キャンパス、横浜山手キャンパスに学生相談室があり、グループ病院のカウンセラー(臨床心理士)が巡回していますので、いろいろな悩みや心配事を相談することができます(要予約制)。相談内容が他の人に知られることはありませんので、一人で悩まず気軽に利用することができます。詳細は入学後に案内しています。
東戸塚キャンパス、横浜山手キャンパスに医務室があり、看護学科の保健師あるいは看護師教員が対応しています。また、隣接のふれあい東戸塚ホスピタルの医師(学校医)と常に連絡が取れるようになっていますので、体調が悪い時や気分が優れない時などには、大学関連病院の受診も可能です。
車やバイクでの通学はできません。自転車の駐輪場はありますので、大学に自転車の利用の手続きをすれば自転車通学は可能になります。
本学の学生は全員が医療従事者を目指して学ぶ仲間なので、どのサークルも、医療系カリキュラムの忙しさの中でも無理のないように活動しています。
学業との両立を考えて週末にアルバイトをしている学生が多いようです。
日本学生支援機構奨学金などの公的奨学金に加え、ふれあいグループ奨学金制度(貸与型、返還免除期間有り。)があります。詳細は薬学部の学生募集要項(出願ガイド)をご確認ください。
初年次は、入学金:330,000円・授業料:1,450,000円・施設維持費:500,000円です。2年次以降は、毎年、授業料:1,450,000円・施設維持費:500,000円となります。
最寄り駅は、JR横須賀線で横浜駅から所要時間8分の東戸塚駅になり、駅から徒歩15分のところに位置しています。
女子学生寮が、茅ヶ崎(神奈川県茅ケ崎市)と汐見台(横浜市磯子区)にあります。その他、遠方にお住まいの方には、入学手続き時に近隣の学生会館やアパート等も紹介しています。
月額50,000円です。(光熱費込み・敷金礼金なし)
欠員がある場合には、入居できる場合があります。
冷暖房エアコン、バス、トイレ、IHクッキングヒーター、オートロック 尚、インターネット配信システムの加入契約手続をすれば,インターネットが利用できます。(有料)また、共同利用で、食堂やホール等があります。
本学部に関するさらに詳しい情報を知りたい方は、こちらからご確認ください。